乗るたびにあぶみの長さが違ってしまうのはいけませんか?
 同じ馬に何度も乗っているのですが、その日によって自分の乗りやすいあぶみの長さが違っています。常に一定のあぶみの長さで乗れるようにした方が良いのでしょうか?

(42歳・男性・乗馬歴4年)
 いつも同じ鞍で乗っているのであれば、基準となるあぶみの長さは決まっていると思います。結論からいえば、あぶみの長さは運動の内容や、乗り手のその日の調子によって注意深く変える必要があります。場合によっては一鞍の中で何度か長さを変えることもあります。
 障害は別として、フラットワークでいつも同様の運動をする時に、あぶみがいつもより長くても乗れる時は、乗り手の調子がよいのですからチャレンジしてみてください。だたし、あまりこだわらずに乗りづらいと感じたら元の長さに戻してください。
 いつもの長さで長いと感じたら、あなたの調子は良いとはいえません。馬が落ち着いているのを確認した上で、常歩であぶみをはずしてなるべく深くまたがり、ひざを伸ばすようにしてしばらく歩かせてみてください。(できれば自由常歩で)その後にもう一度あぶみを踏んでみてフィットするようであれば運動を始めてください。それでも長く感じたら、1〜2穴短くして運動してください。

(ジョーバ博士)




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